カビは知らないうちに吸い込んでいる
カビは数万種類以上あると言われている。カビのほとんどは花粉よりも小さく、私たちは気がつかないうちに毎日1万個以上吸い込んでいると言われています。。目に見えないカビが、この空気中にも飛んでいます。
アスペルギルス症
カビが原因で起こる病気はいくつかあるが、中でも「アスペルギルス症」という病気に注意が必要だ。アスペルギルスという種類の菌は、約300種類あって家の中にいる。その中の一部(1〜2割)に強い感染力があり、子供や高齢者など免疫力が低い人は注意が必要だ。この病気のポイントは?
肺に感染することが多く、感染すると微熱が続きせきやたんが出るなど、風邪に似た症状が出ます。
感染するとカビが肺組織を壊しながら増える。
夏型過敏性肺炎
そのほかにも、「夏型過敏性肺炎」に注意してほしいです。トリコスポロンというカビがきっかけで、肺にアレルギー性の炎症を起こしてしまう病気で、アスペルギルス症と同じく風邪と症状が似ていて、微熱や乾いたせきが出ます。。
この病気の怖いところは、毎年繰り返してしまう可能性があるというところです。
・夏型過敏性肺炎は梅雨が始まる6月〜10月に発症する事が多くカビが自然と減るころに症状が和らぐ。
・そこで、完治したと勘違いしてしまう人が多いが、それは間違い。また翌年の6月、カビが増え始めると同時に症状が出てぶり返す事があります。
■放っておくと死に至るケースも―
「アスペルギルス症」や「夏型過敏性肺炎」を放っておくのは危険だ。アスペルギルス症の場合は、肺に穴があくこともある。一方、夏型過敏性肺炎は、毎年繰り返すと肺が硬くなって、呼吸ができなくなり、どちらも重症化すると死に至るケースもあります。
ただ、アスペルギルス症の場合は、早いうちにわかれば薬が効く。夏型過敏性肺炎もアレルギー反応を抑える薬が効く。2、3週間症状が長引くなら、風邪だと思い込まずにカビによる病気を疑うことが大切ですね。
住まいのカビ対策がポイント
これらの病気は、家の中でできる予防がある。それがカビの除去だ。たとえば、お風呂場。日本ハウスクリーニング協会によると、風呂場のドアを“少し”開けて、換気扇は“翌朝まで”まわして、十分に乾燥させると効果的だという。ドアを全開にしてしまうと、他の部屋に湿気を広げてしまうので、少しだけドアを開けて空気が巡るようにすることがコツですね。
また、カビが気になる洗濯機はふたを開けっ放しにして 自然乾燥させることが重要。げた箱は、靴が湿気を含んでいることから、脱いでもすぐにしまわず、一晩おくなど湿気を十分にとることが大切だと思います。
今回のポイントは「乾かして清潔に」。カビの病気を防ぐにはカビを増やさない事が大事。カビが好む環境を作らないよう家の中をしっかり乾かして、清潔に保つことが大切ですね。
カビのことでお困り方は、お電話ください。
お問い合わせ
熊本おそうじ工房
前田美里
osoujisuizennji@yahoo.co.jp
対応地位域
熊本中央区・東区・南区・西区・北区びその周辺地域(宇土市,宇城市,合志市,菊陽町,大津町,西原村,御船町,嘉島町,益城町,甲佐町,山都町,美里町など)
上記地域以外でも,熊本県内(荒尾市,玉名市,山鹿市,菊池市,阿蘇市,八代市,水俣市,人吉市,上天草市,天草市など)